もうSFでもなんでもない！A.D２０５０を生き抜く準備が必要だ。

こんばんは。

能力開発ヒーラーの下元です。

ちょっと今日は未来の話をしてみたいと思います。

昔のシステムでサイト運営していたときにも何度か話題にしてみましたね。

気候変動だとかAIの台頭だとか、こんなはやりの話題が世の中ではまことしやかに語られるのですが、私の語るものは実用主義的、ごく普通の一人たるあなたに直接関わることです。

いま、日本の労働者数は約６０００万人いるそうです。
さて、この中には、とてもではないですが関東圏ならほぼどこでもやっていけそうにはない凄まじい定収入でいきている方が居ます。
年収２００万円以下の労働者、その数、実に１２００万人。
日本の労働者のすでに５ぶんの１が年収２００万円以下に甘んじているのです。
もしも世帯としてやっていくなら４００万には届きますから、やっと郊外で暮らせていけなくはないですが・・・。

１９９５年、いまから２６年前のこと、この国の経済力はあのアメリカに、もうすぐ並ぶ所まで来ていました。
ところが、その後は皆さんも御存知のとおりでした。
この事は、読書家にはおなじみの碩学（せきがく）小室直樹氏の先生にあたります、森嶋通夫氏の上梓された「日本は没落する」にも記されていた通りになっています。
なぜこの話を出したかと言うと、かつてお話した人口動態というものを使って未来予測をすると大まかにはですが、ほぼ正確に未来社会の大枠を捉えることに成功するからなのですが、森嶋氏はこの人口動態を使って日本の没落の予測に成功しています。

さて、ここからが本当の悪いニュースの本番です。
同じく、この人口動態を使って、２０５０年までの未来を予測した話があります。
世界に名だたるシンクタンクを擁する、つまり天才分析班を独自にもっている経済誌、エコノミストは、各紙が凋落する中でも鋭い分析に基づいた記事を発信し続けています。
そのエコノミストが、人口動態を用いた未来社会の予測を出しています。
実用主義、これに基づいて結論だけ言いますと、日本の超低収入労働者は今後ももっともっと増えまくります。

理由は実にシンプルで、人口動態を用いて世界を見渡すと、日本は経済成長をほぼしないことが判っています。
そして、経済成長をしないことはそのままイコール、末端の労働者へのお金周りが極めて悪くなることを意味しています。
もっとも、これは大枠での話ですから、チャンスも在れば、ある意味恩恵としてのコモディティーが世界から溢れかえってくることで生活コストが安くなるので、今の時代基準での定収入でもつましく暮らしていけないことはないでしょう。

でも、なんとなくは分かりますよね？

話せばきりがない未来予測ですが、いままでの話だけで見えてくるものがあります。

このままいけば、たった一人のふつうの個人たるあなたの経済的余裕はなくなるわけです。

また、詳しい話は端折りますが、世界の思想は純粋な資本主義に限りなく近づいていますから、お金がない人には時間的な自由もありません。

住む環境も働く環境も誰と暮らすかも何を着て食べて見て聞いて、すべてはお金で左右されるようになりますからね、ますます。

よく、お金で買えないなんちゃらがあるとのたまう人が居ます。
ですが、実際にはここまで述べた通り、論理的思考の果にはなんのワンチャンもない未来が普遍的に広がっていることがわかります。
嫌なら、いまから行動を起こさないといけない。
そうそう、人口動態はもう一つ、あなたにとんでもない人生を選択させることになるので、尚更今からなんとかしないといけませんね。
これも何度も言った通り・・・働き学び社会的人生を送る期間が伸びる！
１００年から、もしかしたら１２０年もの間、生きる、というより死ねなくなる時代が来ちゃったんですよ！

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