こんばんは。
能力開発ヒーラーの下元です。
知人とご飯を食べていたときに、90年代作品「逮捕しちゃうぞ!」を流しておりました。
彼とは10歳以上の年齢差があるので、当然90年代作品に彼は疎いのですが・・・
で、どういう内容なんですかと聞かれましたが、実は私も見るのは初めて。
というより、全然見ていなかったし、漫画とかネットのさまざまな娯楽にしてもそうですが、どーせ大したこと言ってないから見る必要もない・・・なんて言い放つと、身も蓋もないじゃん!っと言われてしまいました。
^^;
(知る人ぞ知る、二人の可憐な婦警さんが活躍するポリスアクションです。婦警さんとメカ作画しか見ていませんでした・・・。可愛い、作画がすごい、ので、見る価値アリです!)
そんなヤサグレた私ですが、真剣に取り組むものも、今の仕事以外にいくつかあるんですよね~。 で、最近真剣になって読み返していた本があります。 『ロックビルのバイオ政治学講座 アメリカの研究費とNIH』。 ぜんぜんさっきのと違いすぎる内容で、アメリカで生命科学の研究員になったらどういう風に研究予算が廻されるのか、アメリカはアメリカでロビー活動とかいろいろあって大変だよね~、的なことが書かれています。

(オブリビオンとかスカイリムで有名なベセスダソフトウェアが在るベセスダ市のNIH。世界最強生命科学研究の本拠地。ソースはwikipediaより。) あんたヒーラーじゃなかったっけ? いえいえ、私はなりたいものがいっぱいありすぎる大きな子供さんなだけですよ。 ^^ そのなりたいものの1つに、P.Iというものがあるんですが、自分で予算をぶんどってきて、その予算で仕事仲間のお給金とかも賄って一人で研究所を切り盛りする独立した研究者ですね。 カッコイー!

なんでアメリカはあんなに基礎研究が強いのか? その一つには、グラント・システムという、研究計画書みたいなのを作って、それで研究費をぶんどってくるという合理的なシステムがありました。 いやー、私、昔からSFとかが好きだったので、一通りの作品をなめ尽くして飽きちゃったので、そうするとフィクションに飽きて、本物の科学者最前線はどうなっているのか知りたくなってこういう本を手に取るんです。 そうしたら出てきた、グラント・システム。 世界の第一線で働く博士たちが他の博士をお互いのバイアスをとっぱらう努力をしながら、なるだけ合理的に予算を分配し科学に貢献する全体像が見えてきた時、アメリカの国力の真髄を見た思いでした。

必ずしも、たとえば本当に政教分離のできている国かと言うと怪しいし、他にもたくさん欠点もある国だけど、その合理の精神、ラショナルマインドに基づく人類社会発展への寄与にこんなシステムを運営し、今も更新し続けられていることを知ると、私みたいな大きな子供はつい自分も参画したくてウズウズしちゃうんですよ。 原理主義的科学の体系に奉じたい若者は欧米に、特にアメリカに行くべきでしょう。 日本を含め他の国々には、基礎科学分野は特に、ラショナルマインドの精神が根付くことは無いと言っていいでしょうからね。 憧れのアメリカ生命科学のメッカ内情を知らせてくれる良書でした~! 最新情報と、「若返り」お試し無料遠隔気功ヒーリングの情報はこちらからどうぞ!

著者:林正男