『乳は成人に必要なのか』
こんばんは、下元です。
乳製品は取らない方がいい話をします。
結論から言えばそこに含まれる”BCAA”こと「分岐鎖アミノ酸」に問題があるわけです。
体作りが好きな人達には支持されていますが、以前も言ったかな、人類誕生から(有史より遥か以前)してわずかに1%にも満たない期間に我々は酪農から乳を得るようになりました。
乳って、育ち盛りの赤ちゃんが飲むものなんですよ。
m-TORオフ、オートファジーファンのみなさんにはもう危険な香りを感じられませんか?

チーズバーガー、ミルクセーキ、フライドポテト、もうアメリカ丸出しな食べ物を並べてみました。
みるからに健康に悪そうです。
私の今日の晩ごはんはけんちん汁と海鮮海苔巻きだったのですが、全く真逆ですね。
いやいや、見てくれだとか宣伝によるイメージで判断してはいけませんよ。
アメリカ丸出しフードの何がいけないのか、科学的に考察しましょう。

『BCAAは成人の身体を蝕んでいる事実を直視した方がいい』
はい、それはBCAAに問題があります。
ロイシン、イソロイシン、バリン、こいつらアミノ酸がボディビルダーにとっては黄金でも一般人には地獄への特急券になります。
ボディビルダーほか、プロテイン摂取を推す最近の香具師にまっこうから喧嘩を売っている感じですが、こっちにはエビデンスがあります!
使い方を間違えれば人生を台無しにしますよ。
ちなみに、ボディビルダーはアスリート系の中でも異常なほどの運動量なのでかろうじてm-TORもマックスで作動しているわけではないと思いますが、彼らは運動の故障以外の疾病、要因でやはり死にやすい点は見逃せませんね。
私はボディビルダーから学ぶべき点が多いという立場を取りつつも、こう宣言しておきます。
人間はタンパク質を、特に動物性タンパク質を多量に接種できるようには作られていない、しかも遺伝子レベルで!
m-TORから話がずれますが、過剰なタンパク質摂取はエピゲノム情報の混乱も巻き起こすでしょう。
結果として染色体の破裂と、そこから始まるゾンビ細胞の増殖という死へのカスケード現象が起こることは、”LIFE SPAN”とエピゲノム情報修復の段で何度かレクチャーしました。

話をもとに戻しましょう。
動物性由来BCAA摂取量を減らせば、一般人の皆さんの場合乳製品摂取量を減らせられればガン、心臓疾患、2型糖尿病、そのほか中年期以降に発現するあらゆる重篤疾患罹患率を減らせることは圧倒的データ量が裏付けてくれています。
また、乳製品といえばホエイプロテインとガゼインプロテインですが、前者はインスリン値を上昇させ、後者は直接的にインスリン様成長因子”IGF-1”を放出させるように働きかけます。
インスリンは成長ホルモンとともに肝臓のレセプターにくっついてIGF-1を放出します。
成人が多量のIGF-1を分泌すると癌になりやすい、もうわかりますよね。
そしてガゼインプロテインですが、過剰な体内の炎症を誘発します。
これらが多く含まれるサプリや食品を手にするボディビルダーにニキビが多いのはこのためです。

『必ずしも敵ではないIGF-1・・・バックエンドメンバーへの道』
皆さんはどうしますか?
非常に複雑なことを申し上げていますよね。
しかも、IGF-1は悪い面ばかりではなく、たとえば免疫系強化に必要だったり、過去に紹介した著書では「脳を鍛えるには運動しか無い!」では完全に味方ポジションでした。
まったくの悪役、悪の権化というわけではなく排除したらしたで確実に身体は弱っていきます。
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