3か月で10キロ痩せられるアンチエイジングダイエットを指導しています下元です。
その昔、諸事情から毎日カロリーメイト2箱だけで生活していた時期がありました。
面白かったのは、やっぱりというかなんというか、ちまたで言われているような栄養失調にはならなかったというか・・・
いや、はっきりと言いましょう!
ぜんぜんガリガリにならんどころか、みんなから細マッチョの評価をされとるんだが、これっておかしくないですかね、皆さん!!?

世は空前のタンパク質ブームというか、どこに行ってもタンパク質摂取をススメられます。
取らないと栄養失調になるよ。
肌荒れになるよ、髪が抜けるよ、胃腸が弱ってますます食べられなくなって、ガリガリで青白くなってやせ細っていくよと、まるでカルトの文句のようにですね。
でもそれほんとう?
逆にタンパク質を取りまくる人たちの中では統計的に健康寿命とかが劇的に伸びたとか、そういうデータあるんでしょうか?

私に言わせれば現代のタンパク質ブームは商業主義的な企業達の性質も合わさったキモいカルトそのもののようにしか見えません。
というのもタンパク質の摂取はプロのトレーナーさんたちでさえまったく気づかない問題点が次々と明らかになっているからです。
また、たとえば原始人ダイエットに代表される、なんかこう無邪気に遺伝的に親しいご先祖様の生活スタイルと食生活のスタイルを守ればそれで健康になれると言い張る全然ロジカルじゃない喧伝をする人たち。
いやね、タンパク質は重要なんですよ。
問題なのは無邪気に取りすぎていることと、摂取する以外に守るべき作法があるのだけれどそれを守らないから、それこそプロのトレーナーさんとかがタンパク質過剰摂取による数々の病気を抱えたりすることになっているんですが。

結論を言います。
無邪気にタンパク質を摂取する習慣を続ければ早死します!
難しいので一回しか言いませんが、タンパク質のアミノ酸構成と総カロリー摂取量に占めるタンパク質比率を年令に応じたものにしなければ過剰なIGF-1ことインスリン様成長因子の過剰分泌に拠って、身体は過度の炎症に見舞われ続けそれは究極的にはたとえば鴈に罹患するなどに至ります。
IGF-1の分泌には肝臓のレセプターと、さらにそこへインスリンも関わってきますが、インスリン抵抗性くらいは聞いたことがあるでしょうけれども、なんとタンパク質がこれの亢進に強く関わっていることがわかっていて、その危険性は喫煙による害を上回ります。
また、インスリンを単純に毛嫌いする人が、とくにトレーナーさんに多いように見受けられますが、インスリンは筋肉量維持に欠かせないので無邪気な態度で退けると基礎代謝を落とす結果になります。

難しい感じですね、体の仕組みというのは。
はい、超難しいんですよ。
だからAをやったらB、BをやったらC、だったらAをやったらCだ!・・・みたいなことにはダイエットの場合、そんな単純なロジックは通らなくなります。
実際に、ご自身や周囲に方にも、本日最初の項で語らせていただいた私みたいな不思議現象が起こった方もいるのではないですか?
逆に超少食、たとえばカロリーメイトを日に2箱しか食べないのに、割と健康、しかも見た目も引き締まってて決して悪くは見えないとか?

体の仕組みは超複雑な論理的構造の世界です。
単にタンパク質を摂って運動するだとか、カロリーメイト2箱だけの食事にすればいいとか、そういう話でもないし、かと言ってそれらのダイエットには良い点もあるわけで。
さて、なにがこんなにも難しくさせているかというと、それはあなたの圧倒的知識不足です!!
そしていままでさんざんダイエット関連に手を出してはがっかりしてきたのはやり方を間違っているから!
ダイエットに成功したければ、たとえばタンパク質と遺伝子の関係を知ったり、炭水化物とでんぷん質と糖類の違いを知った上で実はこれらを摂取しなければダイエットに失敗することを科学的知識、身体と細胞のメカニズムレベルで理解できなければいけません!

90年代初頭、「風船おじさん」なる方がいまして、大きいなバスケットに風船をいっぱいくっつけて太平洋かどっかに飛んでいってそのまま帰ってこなかった、というお話がありました。
風船の膜には目に見えない穴が空いていて、そこから少しずつガスが抜けていくんだよ、ガスの運動エネルギー量は膜の外の空気の粒子の運動エネルギーに比べて強いから抜けていくんだよおじさん!
っていうのを誰かが教えてあげられれば、おじさんは今も無事だったことでしょう。
あなたは「風船おじさん」の轍を踏むのか、それとも圧倒的科学的知識、身体と細胞と遺伝子(他にも酵素や補酵素などのナノスケールの世界の確率分布なメカニズムの世界まで!)の相互作用でなりたつアンチエイジング×ダイエットを会得した下元式で学ばれるのか?
「風船おじさん」に警告した人はいたはずですが、選ぶのはあなたです!