下元式ダイエットの下元です。
ダイエットのために、痩せるために、毎日運動しているみなさん、ごくろうさんっす!!
まぁ、痩せないけどなそれ!!
こうやって今日もまた、世界の半分を怒らせる真実しか言わない男、空気読まない下元。
共感力ゼロのサイコ野郎だけど、代わりに神は読書力は授けてくれたわけさ。
だから自信を持って言える、「制限的日次カロリー消費」という残酷な真実について!
もう一回だけ言うぞ、運動したからってそのファミチキがチャラになるなんて嘘だから!!

つまり、デジタルウォッチを付けて今日のカロリー消費を嬉しそうに眺めているひとはみんな間違っているということです。
M.Dの資格を持っている医者もほとんどしらないでしょう。
1万歩達成した!
カロリー消費量は700キロカロリー!
やった、これで今日も幻のメロンパン350円買食いしながら帰るぞ、ウレピー!
って思ってた?

「二重標識水法」という厳密なカロリー測定方法があります。
昨日も紹介しましたね。
これを近代社会で生きる人々と、アフリカ等にいまも存在し古来の生き方、狩猟採集で生を営む部族の方々に試してもらいました。
結果、なんと・・・
両者の消費カロリーはほとんど変わりませんでした。
![狩猟生活の原始人家族 イラスト素材 [ 2051026 ] - フォトライブラリー photolibrary](https://www.photolibrary.jp/mhd2/img258/450-20120716095514201025.jpg)
その理由は人間の代謝能力は脳によって厳密に管理されているからです!
そして、カロリーはあることに使えばその分をほかの作業から差っ引いて帳尻を合わせるように出来ています!
たとえば、アフリカの荒野や南米のジャングルで暮らす子どもたちのBMRという一種の基礎代謝ですが、これは日本やアメリカの子供に比べて相当に高い。
そしてなんと、その代償として成長に栄養が回りにくいので成人期には小柄な体躯にとどまるのです。
なぜアフリカの荒野や南米のジャングルに生きる子供のBMRが高いのかというと、病原菌や寄生虫と常時フルパワーで戦っているので、免疫系がカロリーを食いまくるのです!

BMRが高い臓器と言えば、脳と肝臓。
心臓はなんと、一回の拍動で2カロリーしか使わないそうです。
2キロじゃないですよ、2カロリーです。
さて、なぜ子どもたちがでっかい頭をさらにでっかくしていき、体が大きくなりにくいのかについては、この代謝のシステムで説明が付きます。
からだをデカくしてる場合じゃないから、脳のためにはそんなにカロリーを回せないのです。

話をもとに戻しましょう。
こんな感じで、これらをコントロールしているのは実は脳です。
そして例えば断食で痩せようとすると確実にリバウンドしますが、それは脳からのフィードバック司令に拠る影響がでかいのです。
運動をすると、運動した分どっかに回す分の栄養は控えないといけない。
また、難しくなりますがAMPKやm-TORなどの主要代謝経路上の重要な遺伝子群や酵素群の働きで、運動は高効率化して結果痩せなくなります。

無論これは運動しなくてもいい理由を述べているのではありません。
ですが運動ではやはり痩せないのです。
残酷ですが、「二重標識水法」がはじき出した科学的結論です。
ダイエットのために運動を始められた方!うっす、おつかれさんっす!
だからさ、一人でできるもんじゃない、ダイエットは奥深い知識と知恵とノウハウの思想が必要なのです。代謝システムを完全に把握した下元式か、それとも人生の終わりまでデブのままか、あなた次第です!
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