下元式ダイエットの下元です。
タイトル通り、パレオダイエッターや原始人ダイエッター、高脂質断糖ダイエッターにとどめを刺します。
彼らは皆一様に、人類の農耕の歴史が1万年程度でありこれを根拠に我々は炭水化物や糖質にまったく対応できない身体であるが如き言動をしていますが、これは完全に間違いです!
今日は、「ノドグロミツオシエ」という可愛らしい鳥さん話しから紐解いていきましょう。
300万年もの間、人間とともにハチミツハンティングのためタッグをくんできた鳥さんですよ!
今もアフリカで元気に原住民、狩猟採集民とともにハチミツハンティングをしているノドグロミツオシエ。
ハンターの人間側が、今からハチミツを採るよ、高い高いバオバブの木のてっぺんは見えないから君が場所を教えておくれと、ノドグロミツオシエに口笛を吹きます。
すると、ノドグロミツオシエはそれに答えて独特のきれいなさえずりを聞かせてくれます。
そしてハンターが蜂の巣の場所を確認し、ハチミツの採取が終わるとノドグロミツオシエと取り分を分かち合うのです。
人類学者などの調査で、300万年前の人類、ホミニンといいますが、我々の祖先とずっとこのような関係を結んできたことが分かっています。
しかも、アフリカに限らず世界の至る所で同じような光景が見られたらしい。

彼らハチミツハンターのハチミツ摂取量は尋常じゃないほどに多く、総カロリーの20~30%はフツーに超えます。
さらに、女性たちは地中不覚に育つ芋を持ってきて、これもバカバカ食べます。
さて、そうすると総カロリー摂取に占める炭水化物、糖質の量は優に70%を超えます。
あれれ?パレオダイエッターさんたち息してますか?
肉食が多いのは緯度の高い、植物の植生が悪い地域に限ってくらいなんですが。
むろん、これら狩猟採集民には心臓疾患やらの文明病は見当たりませんよ。

たしかに、200万年ほど前から狩猟が始まったのは事実です。
そのおかげで、カロリー摂取がしやすくなった、主に脂肪分のおかげです。
また、消化吸収にカロリーを使わなくなり、腸や肝臓が小さくなった分を脳に回すことが出来た故に今の我々が在るのも事実です。
しかし、化石や遺物調査において植物性食料の摂取痕跡は矢じりなどの石器に比べて証拠が見つかりにくいことなどから専門家の人類学者ですら実際の原始人類が何を食べていたのかを具体的に断定することは避けています。
が、原始人類の臼歯のエナメル質などの調査から大概の地域において植物の種子の跡などが検出されていたり、また、農耕が始まる以前の1万5千年以上前に穀物からパンを作って焼いていた跡が見つかるなど、もはや原始人たちが完全肉食だったという説は否定されています。

(´・ω・`) < もう一つ煽っちゃおうかな~☆
あのさぁ、まぁ僕も何だけどぶどう糖果糖液糖ってすげぇ悪者だと思ってたんだけど、大量のハチミツを消化吸収するのと同様にぶどう糖果糖液糖を単純に摂取するだけで代謝に異常はないんだよなぁ。
代謝回路においてはどちらも同じ反応経路をたどるのですが。
つまり、パレオダイエッターの主張する炭水化物悪玉論というのはなんの根拠も論拠もない世迷い言で、たとえていうとマルクスの資本論を共産主義のイデオロギーの書として勝手に解釈する真っ赤っ赤な教条主義車と同じということですよ!
ソヴィエトと赤野郎どもはどうなった!?歴史の彼方へと消えたぞ。教条主義車のパレオダイエッター、原始人ダイエッター、高脂質断糖ダイエッター、次に消えるのはお前たちだ!(クライアントさんが一番不幸になるから、嘘つくの止めてもらってもいいですか?)
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