下元式ダイエットの下元です。
夕飯に3000キロカロリー摂取しました。
焼きそばパスタ1000キロカロリー、甘党盛りだくさんフルグラ750キロカロリー、カントリーマアム他チョコレート菓子550キロカロリー、果物類200キロカロリー、そしてシャトレーゼのアイスクリーム500キロカロリー。
あまりの暴力的カロリー摂取量で、直感的にこれは太ってしまうよと思った方がほとんどだと思います。
だが、太らないのだ!

いつも出会う怒りっぽいKさんという方が居ます。
40代で細身の方でして、傍目からは太っているようには決して見えません。
それもそのはずで、私の見立てでは彼の1日の摂取カロリーは2000キロカロリーを下回っているでしょう。
いつもマスクを付けてるんですが、マスクを外すと70代のおじいさんのようなすぼんだ、深い溝のシワがついた口をしています。
これは栄養失調状態にある方特有の現象です。
要は、摂取カロリーが全然足りていないんですね。

以前紹介した「ミネソタ飢餓実験」からも分かる通り、カロリー摂取量を制限すると基礎代謝で使われるあらゆる心身の昨日が制限され始めます。
使えるカロリーが減るから、脳がカロリー経理においてエネルギーの節約を図ろうとします。
すると、肌がぼろぼろになったり、身体が億劫な感じがして元気が出なかったり、結果として心も病み、いつもイライラしていたり陰鬱そうなイメージを与えるわけです。
このKさんはまさにこの飢餓状態に当てはまる状況にあると私は観ています。

なんだろう、たぶん動機はシンプルにダイエットでしょうね。
40代だもの、摂取カロリーに気をつけたくもなる、人情というものですね。
しかし、今まで説明してきた通り、これはダイエットにおいては悪手です!
もしも、何かのきっかけでこのカロリー摂取量制限がわずかでも解かれれば、基礎代謝が落ちている分確実に太ります。

昨今はカロリーを制限した食事内容が健康的であるかのような風潮があります。
デリバリーのお弁当シリーズにはこの手の謳い文句が多く、一食500キロカロリーに収まっているものなどはザラです。
しかし敢えて逆説を唱えますが、カロリーは成人男性ならば2500~3000キロカロリーは摂るべきです!
一食500キロカロリーの食事を一日3食取るならば計1500キロカロリーにしかなりません。
ミネソタ飢餓実験を思い出してください。
脳のカロリーコントロールはこのサインを決して見逃さず、結果は悲惨なものになること疑いないのですから。

まずは3,000キロカロリーの食事を摂りましょう!
問題はそこからいかに痩せていくかです。
どんなダイエットにも共通するルールとしては、摂った分と消費した分の差分が脂肪に変わったりまたは体脂肪の消費という現象として発現します。
また、1日あたり、1ヶ月あたりの減量できる量はせいぜいが月3キロが限度です。
これらのルールから逸脱した、外れたダイエットはどれもがまがい物であるのは間違いないです。

筆者は本日も3,000キロカロリーの食事を摂りましたが、計算上では日々平均300キロカロリー以上の消費によって、体脂肪は30グラムずつは減っていることになります。
この食事内容の中には砂糖、食パンなどもたくさん含まれていますが、これらは世間的には悪役とみなされている食材です。
ですがそれでも理論上、そして実際には痩せていきます。
理論があっていれば痩せる、間違っていれば太る、ダイエットとは凄くシンプルなのです。
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