下元式ダイエットの下元です。
タイトルの件ですが、繊細さんは初期設定が可哀想過ぎてマジで太りやすいです。
実は僕もそうでした。
( ;・∀・) < は?こんなぶっきらぼうなやつが繊細さんだって?寝言は寝て言えよ。
ヽ(`Д´#)ノ < うるせぇ!悪鬼羅刹共と渡り合ってきて、伊豆から修羅となったのよ!!

さて、その原因は、「コルチゾール」にあります。
聞いたことがある方も多いでしょう。
副腎皮質、腎臓の上にちょこんと乗っかっている小さなそら豆みたいな臓器ですが、こいつに全ての原因を求めることが出来ます。
ストレスがかかるとこのコルチゾールが盛んに分泌されます。
そして、コルチゾールはなんと、筋肉を溶かします!!?

ストレスと言っても様々なものがありますが、今日は繊細さんに限ってのストレス源を具体的に追いかけながら、ストレス過剰とはどういう状態にあって、それが肥満にどう繋がっていくかを見てみましょう。
起床、朝の爆音目覚ましでいきなり血中にコルチゾール充満。
テレビのニュースで何処かの見知らぬ誰かが亡くなったニュースが流れる、ついでにコルチゾールも血中に流れる。
出勤、ホームで爆音アナウンスや人混みにもみくちゃにされ会社までの道のりで脇をブンブン通り抜けるクルマの騒音によってコルチゾールもっともっと分泌!
勤務時間中、社内政治に気を使う、お局さんから先輩に後輩ちゃんに他部署や取引先への気遣いに、そして上司へのごますりと、もうコルチゾール出しても収まる場所ないよ!!
٩(๑´0`๑)۶

繊細さんじゃなくても皆さん気づかれぬうちに、一日に幾度となくストレス逃走・闘争反応経路が反応して、コルチゾールをドバッています。
さて、ではコルチゾールの分泌 = ストレスが過剰になるとなぜ太るのかを見ていきましょう。
コルチゾールはインスリン抵抗性を速攻でもたらします。
もっと具体的に、率直に言えば、身体がグルコースを受け付けなくなってきます。
糖を血中にとどまらせようとし始めるのです。
![膵臓のイラスト🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]](https://img.kango-roo.com/upload/images/ki/pancreas-internal-organs-anatomy-thumbnail.jpg)
( ・∀・) < それって糖尿病に直結していくんじゃないのかな?やばない?
すぐさま糖尿病に結びつくわけではないですね。
なぜならば、コルチゾールは逃走・闘争反応経路を活性化する物質なのだから。
名前の通り、この経路は速攻で逃げるか、それとも全力で闘うか、そのために身体を全力で発揮させるための状態にスイッチングするための仕組みです。
身体に糖、正確にはグルコースを溜め込まないで、すぐに使えるように、それも緊急事態に対応するためにたくさん使えるようにするために、コルチゾールは身体がインスリンに反応して糖を溜め込まないようにさせるのです。

ところで、このシステムはあくまで緊急用のシステムです。
緊急用ということは常時動かしているとえらいことになってしまいます!!
さっきも言った通り、コルチゾールは身体がこの緊急事態を乗り切るためにとりあえず全力を出させるために体中から糖をかき集めさせるようにします。
この記事の冒頭で、コルチゾールは筋肉を溶かします、と言いましたよね?
はい!勘のいい読者さん正解ですよ!!
この自体を乗り切らさせるために、コルチゾールは筋肉を溶かして糖に変えてしまうんです!!

眼の前にライオンが居る時に全力で逃げるか、闘うか!?
僕らのご先祖が何万年もむかしに経験し続けたことを、逃走・闘争反応経路は現代社会生活のあらゆるところに見出します。
突然の早朝の目覚ましアラーム音、見知らぬ国の見知らぬ人の不幸を伝える映像、猛獣のごとき姿形が爆音と強烈な光学的サイン・灯りとともに爆速で迫ってくる姿、これらをコルチゾールが起動するシステムはライオンの強襲とほとんど区別をつけられません。
で、このシステムは緊急用なわけです。
その緊急用システムを、繊細さんを始めみなさんは毎日起動し続けさせられるただ中にいるわけなのですが・・・。

コルチゾールはインスリン抵抗性を発生させます。
そして筋肉を溶かします。
そのけっかどうなるでしょう?
はい、肥満体型の出来上り!
しかも、悪循環は未だ続く。

過剰なコルチゾールは脳の記憶出し入れシステム、海馬を破壊します。
海馬コーポレーションの海馬じゃなくて、短期記憶をつかさどる脳の真ん中ぐらいに位置する記憶システムの中枢の一つです。
コルチゾールは、目の前のライオンの恐怖を忘れさせまいとして、こんど同じ目に合わないようにしっかりとこのことを記憶に焼き付けます。
しかし、それは諸刃の剣です。
コルチゾールは、ライオンの件以外の情報を全部遮断して、この恐怖の一件をどうしても忘れさせまいとして一生懸命記憶させてきます。
つまり、恐怖やトラウマのさなかにある人が何か新しいことを覚えようとしたり学習しようとすることが困難な経験を持たれているのは的を射ていたわけです。
ちな、僕も経験がありますが、周囲はまったく同情してくれないしわかってくれませんよねぇ。
こいつ怠けてるんじゃないかというレッテルを貼られるのが常です。

こうして繊細さんはドツボにはまっていきます。
太りやすくなる→ストレスでますます過食する→もっと太る→周囲の理解を得られない→より一層さまざまな悪夢やトラウマを抱えるようになる→ストレス発散のために過食が進む→もっと太る→ますます傷つく心・・・
(,,゚Д゚) < あのな、珍しくこんな事言うけど、俺はお前の気持ち、マジ卍わかるよ。「人は天使のように振る舞いたいと欲しながら獣のように振る舞ってしまう」byパスカル(本当は押井守経由)
こればっかりは、一度落ちるところまで落ちたやつ以外には、絶対にわかりゃしねぇよ。
で、解決策はじつはある!
また次の機会に。
小出ししておくと、この負のループを抜け出す技術を一つ伝授しておくならば、それは「ブリージング」だ!
緊張は身体に出る。だから、その緊張した身体に働きかければ・・・!?ダイエット伴走者の俺に着いてこないか!?少なくとも、俺はその気持、悔しいほどにわかるよ。
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