下元式ダイエットの下元です。
・食べれば太る、わかっちゃいるけど食べたくてしょうがない人。
・気づくとクリームたっぷり、チョコレートたっぷり、別腹系デザートで口に糊してしまっている人。
・過食と言うよりカロリー摂取過多をなんとかしたい人!
この記事を見ればことの本質が全部わかるようになりますよ!
さて、こういう悩みを持つ人がよくやる努力といえば、食べ物を遠ざけることじゃないでしょうか。
実はこれ、限りなく正解に近い行為です!
脳にはOFCという領域があります。
「前頭眼窩皮質(Orbitofrontal Cortex)」の略。
報酬や罰に関連する情報を処理し、それを利用して意思決定を行う役割を果たし、これにより、何かを手に入れるためのコストと、それによって得られるベネフィットを評価して行動を選択する際に重要な役割を果たします。

たとえば、さっきまで僕は23時になって突然ポテチが食べたくなったんだけど、雨が降ってる中、もうお風呂も入ったのに汚れるのを覚悟でコンビニまで行って、わざわざ割高なコンビニポテチを買うのか、それとも我慢するのかをなんども脳内シュミレーションすると・・・
(´・ω・`) < メンドイカライイヤ
っと、なるのです!
そんなんフツーのことじゃんと侮る人は脳と意志力の綱引き関係をよく知らない、わかっていないからそんなことを思っちゃうのです。
逆に、部屋にポテチやチョコパイが常備されている人は、あっと言う間にカロリー摂取過多になってしまう、その仕組も結局はOFCにシステム、メカニズムに原因を求めることが出来ます。
OFCの本質を見誤れば、意志の力でカロリー摂取過多の誘惑を断つのははなはだ難しくなるでしょう!

以前、脳幹以外の脳機能を除去されたネズミの実験を紹介しました。
脳幹だけのそのネズミは、食べ物を用意されると、なんとエサを食べ始め、そして食べ終わるまでの動作を脳幹だけの脳で完了させてしまいました!
その示唆するところは、皆さんの食べたい衝動は脳のみせる錯覚にすぎないということです。
これは、脳の仕組みを逆手に取れば衝動的な過食やカロリー摂取過多は避けることができるというヒントなのです!

さて、ではOFCを逆手に取ってみましょう。
過食を防ぐのは簡単!
つまり、カロリー摂取過多になってしまう食べ物を周囲に置かなければ良い、入手までの困難さを増せば良いのです!
間食はポテチやチョコレートからバナナやりんごに変えましょう。
お菓子のディスカウントやってる店の近くに引っ越さない、などですね!

なにそれ、そんな安直なことでダイエットなんか成功すんのか?
表面的にはよくあるダイエットノウハウに見えるかもしれませんが、本質は全く違います。
これは喫煙や飲酒、パチンコなどのギャンブル依存などにも応用が効きます。
店までおもむかないといけない、時間と物理的距離、それに比較して得られる快感という報酬を打算的に考えたことは誰もがあるでしょう。
それをやっているのがOFC領域です!

しかし、こんなこと程度ではやめられない快感、快楽に身をやつす破滅的な人達についてはどうなのかと、反論される向きもあるでしょう。
この話、実は続きがあります。
それは、報酬系とドーパミン受容体をどれほどに乗っ取られているかがキーになってきます。
次回に続く!
ダイエット成功には隅々まで、関わるあらゆる身体と心のシステムを把握していなければいけない!一人で立ち向かっては返り討ちにあってきた方へ、一緒に学べる機会をご案内いたします。
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