時間のない40代サラリーマンがコンビニ弁当でも買う感覚でダイエットを成功させる教室を主催しています下元です。
この記事は、筋トレが得意でない、基礎代謝が低い、とにかく代謝が悪くてダイエットどころではない、そういう方でもエネルギー消費量と代謝を劇的に向上させて、脂肪燃焼の基礎体力を担保するためのヒントが記載されています。
40代になってくると、男性ホルモンの分泌量は嫌でも落ちます。
そうなると筋肉はつきにくくなる。
見た目にも、顔の肌には角質の薄さが目立ち始め、男らしさが薄くなってくる、皮脂分泌量も減ってますます「寄る年波」にダイエットに挫けそうになるものです。

ですが、ご安心ください。
代謝の善悪に骨格筋量はあまり寄与しません。
カロリー消費にはもっと大きな、主要なシステムがありまして、そちらをどうにかしたほうが成果が出やすいからです。
それは、ミトコンドリア系。
名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、ミトコンドリアはATPという分子を作り出す体の中のエネルギー生産工場です。

代謝、代謝と、代謝という言葉もうんざりするぐらい聞いたことがあるでしょう。
でも、代謝ってなによとなる方が大多数ではないかと思いますが、あなたご自身はいかがでしょう。
実は、お医者さん、M.Dの学位をもっている医学博士たちもほとんどのひとは正解を答えられません。
彼らは科学者ではないのです。
きっと適当な答えしか返ってきませんが、みなさんに絶対に成果をださせるダイエッターとして、下元氏はちゃんと端的な答えを用意してあります。

それは、「ATP」を生産し消費することである。
これ以外に科学的運用的定義はありえません。
水素と酸素のアイソトープを用いた、「二重標識水法」がこの事実を担保します。
二重標識水法(DLW法)とは、D(重水素)と18O(酸素-18)の2種類の安定同位体で標識された水(D218O)を摂取し、尿中の安定同位体比(H/D、16O/18O)の変化を測定することから、生体が消費するエネルギー量を間接的に測定する方法です。
このような厳密に代謝とは何かを調べる科学的方法が登場して何年も経っているのに、いまだに代謝とはカロリーを消費することだとかうんたらかんたら、曖昧すぎる定義に振り回されるのはお医者さんですらこうなのですから、むりからぬことですね。
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さて、体内のATP産生のほとんどを担っているのはミトコンドリアという、体内37兆個の細胞に寄生して存在する細胞です。
へぇー、からだって37兆個もの細胞があるんだー、っていう人、「はたらく細胞」でも見ればリアリティーが得られるかもね。
で、正確には無酸素運動・解糖系でもATPは産生・消費されるんだけど一部のアスリートとかにしか関係ないし、しかもダイエットにはコスパが悪すぎるくらいATP産生能力がないからこれは除外します。
関係あるのは毎日あなたのために働き続ける37兆個の細胞たちに含まれる細胞のなかのミトコンドリアによるATP産生!
「今日も運ぶよ酸素酸素~♪」(はたらく細胞オープニング曲から)

ミトコンドリアがおかしくなったり、ATPが生産されなくなってくると体も心もだるくなります。
青酸カリというヒトラーの自決とかで使われた有名な猛毒の分子化合物がありますが、あれはATPの産生回路の最後の部分を阻害することでタヒを招くメカニズムをしています。
ようするに、ATPが産生されなくなると、タヒにます。
ATPがいかに大切化がわかりますね。
で、さっきの二重標識水法からは、カロリーを消費するというのはイコールATPを産生することだと厳密にわかっているので、つまり、ATPをどんだけ生産したのかで糖や脂肪を燃焼したかが決まるということです!

勘の良いこの記事の読者さんならもうお気づきか?
そう、だから、筋肉をデカくするんじゃなくてミトコンドリア系、ミトコンドリアシステムをなんとかしたほうが脂肪は早く燃焼され痩せやすくなるって理解で正しいよ!!
「今日も運ぶよ酸素酸素~♪」
赤血球さんが運んだ酸素はミトコンドリアでグルコース分子一個と合わせてATPを32個も作っちゃいます!
ちなみに、解糖系、瞬発系の運動では2個のATPを使って4個のATPしか作れないし、すぐにバテるから圧倒的にコスパが悪く、ダイエットには不向きなシステム、だからノーカンでOKってことです。

日本の筋トレ界のトップを走るとある先生は、素人目にもとても筋骨隆々、筋トレに関しては私からは何も申し上げることはない、口の端に上せるのもはばかり多きこと!
でもね、最近なんか闘争心がなくなったのか気持ちが丸くなった的な発言をしておられるそうです。
僕の見立てでは、たぶん中枢神経系、すなわち脳のミトコンドリアが相当やられてるんだと思います。
筋トレで扱うBCAAやホエイタンパク、ガゼインタンパク、またヘム鉄、一部の飽和脂肪酸、さらに動物性タンパク質で自然食品からは乳製品全般と赤身肉、卵、これらはミトコンドリアの脱構築による再生作用を大きく阻害することが判明してきています。
いったでしょう、青酸カリは、中枢神経系のATPの産生能を阻害し、くるしむことなきゆるやかなタヒをもたらしますが、ATPがなくなるもしくは足らないと中枢神経系の活動、すなわち心に俄然大きな影響が出てきてしまうのは論理的帰結です。

その先生は心がまろやかになったんじゃなくて、やばくなったミトコンドリアでいっぱいなだけで、ようは歳がいって若者のATP産生能力に勝てなくなってきただけのことです。
さて、実は下元さん、この3年間、365日×3周、約1000日にわたって、毎食、ほとんどタンパク質を摂っていません!
普通、こういうひとは代謝性障害でタヒにます。
タヒななくても、世間の常識では、筋トレ会の常識では、筋肉が分解されまくってやせ細って、代謝も悪くなって結局ブックブクに太る、リバウンドするのがオチと思われています。
しかし、現実の私は20キロのケトルベルを3~4時間連続でブンブン振り回してもなんともない、理想的細身の脂肪のない引き締まった身体を維持しています。

総括します。
ダイエットに重要なのは筋肉をつけることじゃない、ミトコンドリアを正常化し、数を増やして、ATPをたくさん生産し消費することだ。
そして、そのためにはこわれたり少なくなたtミトコンドリアを脱構築・再生しなくてはならない。
そして、どうやらそれには一流の筋トレプロフェッショナルや医者でも知らない何かが必要だ!
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