時間のない40代サラリーマンがコンビニ弁当でも買う感覚でダイエットを成功させる教室を主催しています下元です。
この記事は、筋トレなどのハードなトレーニングが嫌いな人、終わりなきトレーニングの日々が嫌いな人、極力運動はそこそこで終わらせたい人、結局どんな運動が最適なのか知りたい人に向けて発信しております。
約束しよう、もう筋トレは必要ない、筋トレ無しで筋肉を分解させない。
有酸素運動はやったほうがいいけれど、せいぜい散歩程度でかまわない。
人類学が導き出した答え、生理科学や運動科学ではわからないなぞをお伝えするぞ!

結論から言おう。
1週間あたり、1000~2000キロカロリー分だけ運動すればいい!
また、下元式にあっては分解されてしまう筋肉量も、筋トレやプロテインでカバーする必要性すらない。
旧いパラダイムで考えているからそんな原始的な方法を取るんだ。
筋肉の異化作用に対するには、その逆の作用をもたらす同化シグナルを過剰発現すればいい!(ワンチャン、浄化作用とホモシステイン回路のショートカットも含めればなお重畳。)

ところでみなさん、運動したって1日あたりの総合消費カロリーは増えないんですよ、ご存知ですよね?
・・・はぁん?(=^・・^=)
増えません、つまり運動では痩せません。(厳密には除脂肪に貢献するが、詳述は後ほど。)
・・・はぁん?(=^・・^=)
そう、アスリートのかたと運動を一切しないデスクワークのかたの1日の消費カロリーは、実は同じなのです!!

つい直近の投稿記事にあった二重標識水法という代謝を厳密に測定できる実験を覚えていらっしゃいますか?
この技法・技術からわかった科学的な事実とは、運動する人も、運動をしないデスクワークの人も、体重60キログラムの成人男性が1日で消費するカロリーは一緒であり、それはだいたい3000キロカロリーで一定していたというものです。
1日の消費カロリーは脳の経理部・財務担当者、視床下部を中心とする脳幹までを含むシステムがです、ここが完全に監視しています。
そして、1日あたりの消費できるカロリーは、この脳の経理・財務担当セクションで予算がかっちりと決められています。
3000キロカロリーの予算のうち、運動に大きく予算をとられてしまうとなれば、脳の経理・財務担当は、他の代謝システムの予算を削ることで対処するようになります。

じゃぁ運動ってなんのためにやるんですか?
さっき運動はやったほうがいい、でも一週間あたり1000~2000キロカロリーのカロリー消費を目指すと良いと言っていたけれど、それはなんででしょう。
これは、直近の記事にて、下元式5つの柱、下元式の5つの原理のところでお話しましたが、炎症をおさえることに繋がります。
運動をするとまっさきにカロリー消費予算を削られるのは免疫系と生殖系です。
なんとなく実感が湧きませんか?運動を習慣にしている方や学生さんには爽やかな人が多いと思いますが、なんというかドロドロしたむき出しのセクシャルな印象が消えて、魅力的な部分だけがのこるというか。
さて、それは生殖系の話で、炎症をおさえる作用をもたらすのは免疫系のカロリー消費予算が適度に削られた場合です。
運動不足のデスクワークの方が炎症由来の、たとえば生活習慣病などにかかりやすいのはこの炎症が原因です。
また、その表裏の事実として、いまもアフリカや南米で太古から続く狩猟採集生活を続ける原住民達が生活習慣病・現代病にかからないいの一番の理由はこれです!
ところで、逆に運動のし過ぎが場合によっては健康に良くない理由の一端は、この免疫系のカロリー消費をおさえる働きに負うところが大きのです。
実際、カロリー予算が足らなくなる環境に置かれた人間は発育が悪いだとか、風邪などの日和見菌に感染しやすく風邪をこじらせやすかったり、アスリート選手には平均よりも短命の方が多いことなどは周知の事実となっていることでしょう。

下元さん、実はついこのあいだ、つくばみらい市はみらい平から往復60Kmも離れた土浦まで、そしてその翌日は、千葉県は柏市、東の渋谷と言われる往復40Kmもかかるところまでチャリで出かけておりました。
すると、もう花粉も飛んでいないのに鼻水が止まらない様になってしまいました。
ノリででかけていったのですが、後日計算式からわかったことには、チャリの車重と持ち物と体重あわせて75kg平均時速25km/hのばあいの消費カロリーは両日合計で約3000キロカロリーにも達しておりました。
汗かいて冷えたというのもあるかもしれませんが、突如、プロのアスリートでもない人が2日間で3000キロカロリーものカロリーを消費するとこのような変調がおきます。
過剰な運動が免疫系と健康を害する、ひいては健康寿命を縮めかねないという証左ですね。

(↑霞ヶ浦、JR土浦近くから。令和6年5月3日付け。僕のチャリの射程距離100キロ!)
人類学、人類学者の報告では狩猟採集民でもここまでの重労働はしないのが普通です。
やっちゃうと上述の如き致命的な結果が待っています。
病原菌や寄生虫でうようよしている環境に置かれた彼らの免疫系は、我々以上にカロリーを必要としているので、エンタメ気分で運動をするような生態になることがないのです(というよりはそんなの出来ない、そんな余裕はない。)。
免疫系と炎症の関係性のリアリティーを感じ取ってみて下さい、一週間に1000~2000キロカロリーのカロリーを消費するのがベスト、これが結果です!

さて、では筋肉の異化に対して、筋肉の分解に対して筋トレで対応しなくていいというのはどういうことなのかを解説したいのだが、今回長くなっちゃったので・・・
それは、次回のお楽しみということで!
すばらしいですね、これでどう運動と付き合えばいいかの確固たる知識がまた一つ、みなさんに増えましたね!
多くの同業者はこのような事実をしらない、だからこそ、皆さんはこうして真に有効なダイエットメソッドの一端を目にしているのですよね?
さぁ、真実を知り成功したいあなたへ、次のステップへ、また振り出し、リバウンドに戻らないように一歩を踏み出しませんか?
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