時間のない40代サラリーマンがコンビニ弁当でも買う感覚でダイエットを成功させる教室を主催しています下元です。
この記事は、除脂肪RTA、つまり最速で除脂肪ダイエットをしたい人、今年の夏こそ、あと3ヶ月もないけれど絶対に三段腹を削ぎ落としたい方に向けています。
タイトル通り、これって無理ゲーですよね。
あらゆるダイエットプログラムを受けてきた皆さんクラスの猛者ならば、強烈なカロリー制限を中心にした急激なダイエットの辛さと、その悲劇的結末を身をもってご存知でしょうから。
でも、攻略方法はあると断言します!

たとえば一食わずか200キロカロリーの置き換えダイエット食品を使うとどうなりますか?
どんどん食欲が湧き上がってきてジャンクフードの衝動買いが止まらなくなります。
何度か紹介してきましたが、脳のカロリーの出入りを監視しているシステムが足りないカロリー予算を確保しようと暴走を始めます。
言葉にならないその衝動を、あなたは止めようとしますが止められない。
あげく、自己正当化の言葉をみつけだして、自分を慰めて、正当化して、きょうも買っちゃった幻のメロンパン!(P丸様ゆるふわ学園より)

最初はなんとか脂肪が減ってくれて続きそう、今度こそっておもって沼にハマっていくんですよねぇ、置き換えダイエット!
僕も経験者ですからわかり味が深すぎる。(・・;)
数日から数週間で耐えられなくなってきて思うようにダイエットは進みません。
けれど、ド短期のダイエットならば置き換えダイエットは正解にとても近い選択肢になります。
問題は、ダイエットをはばみ拒んでくる脳をどうにかしないといけないことです。

さぁ、皆さんが今まで当ブログで学んできたことが生きてきますよ!
まず脳の炎症を抑えましょう!
脳の炎症はうつ病ともおおきな相関関係にあることがわかってきていて、モノアミン系への働きかけよりもグリア細胞とアストロサイト、脳の守備隊の膨張と拡大を防いだほうが効果的だという知見も出てきているほどです。
炎症って、かんたんにスルーしがちですが、本当に脳を壊していくおっかねぇ病の源なので、ダイエットを司っている脳幹や視床下部もぶっこわしまくっているのは間違いないこと。
炎症の抑え方も超簡単だったよね、覚えてる?

次、脳の食欲欲求を満たしてあげよう!
誰でも知っている、炭水化物、脂質、タンパク質・・・これ以外に、あと2つありましたよね!?
カルシウムとナトリウム!
これがわからないと何を食べても満足しない脳はあなたを攻撃し続けます。
アメーバみたいな原始的な生物もふくめて、すべての生物はこの5つの食欲欲求に従い、そして、これ以外の栄養源にはまったく反応を、興味を示さないこともわかっているのだから、必要なものを与えて不必要なものを与えないようにすることが爆速ダイエットの近道になります。

次、食物報酬をカウンターハックしろ!
カウンターハックっていうのはSFの用語で、逆ハックとか言ったりしますね。
サイバーシティOEDO808のコードネーム、ゴーグル大好きです!^^(余談ですみません)
肥満は過食によって引き起こされますが、その過食はそうしたくなるように仕向ける現代社会の食品産業が関わりつつも、一番はそれに簡単に引っかかってしまう我々の脳構造に問題があります。
食品産業のハッキングを逃れることは難しい、ならば、反撃で応じればいいのです!

カウンターハック開始!
これは、アンカー・トリガーという簡単な洗脳サイクルの構造です。
脳神経は繰り返しの条件付を学習します。
美味しそうな匂いを嗅いだり、美味しそうなパッケージを観ると、それが幸福につながると脳は判断します。
理性を押しのけて、ジャンクフードを手に取らせようとしてきます。

美味しそうなジャンクフードを避けるのには、より幸福になれそうな美食を、意識的に、積極的に与えれば、脳はそれ以上食べ物に拠る幸福を求めなくなります。
ただし、ちゃんと理性的にメニューなどをコントロールしてあげましょう。
たとえば、朝と昼は置き換え食品にして、夜はジャンクフードや美食を与えてあげるようにする。
そのときの美食の与え方は加減をせずに刺激的にしてあげると良い。
こうすれば、理性的に、意識的に脳の食餌に対する繰り返しの条件付をコントロールすることができるようになります。

また、脳の嗜好品への常習性に関する科学的知見が役立ちます。
さて、たばこと違法薬物、どちらのほうが常習性が高くなる率が上か当てられますか?
じつは、タバコのほうが上なのです!
犬を例に例えると、大きな肉を与えるよりも、小さなビーフジャーキーを少しずつ与えながら訓練するほうがこちらの言う事を聞くようになります。
これを僕らのダイエットに応用するならば、夜の美食には一品だけ加えるとか、デザートを許容できるカロリー内で加えてあげるとか、月に数回だけ超高カロリーの美食を許し、あくまでジャンクや美食は脳のしつけのために使うという態度を貫くことですね!

いかがですか?
脳、人類学、昆虫生物学などの幅広い知見からでしか見つからない下元式ダイエットで、今年こそ三段腹を解消しませんか?
たいてい、どこもかしこもカロリー制限ときつい運動と、そしてようわかりもしないでチートデーを設ければ痩せられると言いますけれど。
本当にそれで痩せましたか?夏が終わればまたもとに戻るのを繰り返してきたんでしょう?
メソッドをちゃんと身につけたい、Sサイズの水着もちゃんと身につけたい本気の方にだけ次のステージへご案内します!
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